アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人のための10か条 その1は「あがり症はマイクはアゴにつけるべし」です。
人は自分の行動や外部の情報を手がかりに、自分自身の感情を理解します。そのため、自分の目の前で自分の握っているマイクが震えていると、アガリ(あがり症)や緊張がちな人はその情報を手がかりに、「今、自分はやっぱりあがっている。」と理解してしまいます。
そのため緊張感が和らぐまではあがり症の人はマイクは軽くアゴにつけて震えないようにします。アガリ(あがり症)、緊張しがちな人であっても自分の目の前で自分の握っているマイクが震えていないと、その情報を手がかりに「今日は、自分は落ち着いている。」と理解するようになります。そして、こう思うことにより数分後にはすっかり緊張感が取れるのでその時になってからマイクをあごから離す、あるいは片手で握るようにします。
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アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人の為のその2
アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人のための10か条 その2は「あがり症の人は講演や会議の演台では自分でミネラルウォーターを用意すべし」です。
講演や会議の場では主催者が水差しとコップを演台に用意してくれる場合がありますが、アガリ(あがり症)、緊張がちな人にとっては本番中に水差しから水をコッ
プに注ぎいれ、コップを手に持って口にする行為自体が「緊張を招く行為」です。
手が震えていると上手く水を注ぐことができませんし、水差しとコップがブツカリカチカチと音がします。また、コップを倒してしまう恐れもあります。すると余計にあがり症の人はアガリ(あがり症)、緊張度が高まります。
そのためあがり症の人は講演や会議の演台には自分でペットボトルを用意して、キャップを開けて一口だけ飲んでおき、それを演台に置いておきます。話している最中に喉が渇いたら水差しではなく、このペットボトルから水を飲むようにします。アガリ(あがり症)、緊張がちな人はお水は自分で用意しましょう。
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アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人の為のその3
アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人のための10か条 その3は「発声練習をして震えない声を作るべし」です。
足腰を鍛えないと運動能力が向上しないのと同様に喉や声帯も毎日の練習で太く、長く、張りのある声になります。あがり症の人は人前で話す時には第一声が一番大事なのですが、この第一声で大きな、張りのある声がでると自信がつき、その後のスピーチが上手くいき、アガリ症(あがり症症)や緊張、人前で声が震えるといった人の改善に役立ちます。
アガリ(あがり症)、緊張がちな人は毎日5分で良いので下記の言葉を声に出して発声練習をしましょう。
■あがり症の人はハミングするように発声し、その後に母音をつなげます。
ハミングすることでアガリ(あがり症)、緊張がちな人の声帯が広がります。
「ん~~~~あ~~~~。」
「ん~~~~い~~~~。」
「ん~~~~う~~~~。」
「ん~~~~え~~~~。」
「ん~~~~お~~~~。」
■あがり症の人は次の言葉を長く発声します。
アガリ(あがり症)、緊張がちな人は息が短いのが特徴です。
一語20秒以上の長さで発声できるようにしましょう。これをロングトーンの練習と言います。
「あ~~~~」
「い~~~~」
「う~~~~」
「え~~~~」
「お~~~~」
(以下、あいうえお順でわ行まで行います。)
■あがり症の人はひと言ずつ区切ってはっきりと発声します。
アガリ(あがり症)、緊張がちな人は滑舌をよくしましょう。
あ・え・い・う・え・お・あ・お
か・け・き・く・け・こ・か・こ
さ・せ・し・す・せ・そ・さ・そ
た・て・ち・つ・て・と・た・と
な・ね・に・ぬ・ね・の・な・の
は・へ・ひ・ふ・へ・ほ・は・ほ
ま・め・み・む・め・も・ま・も
や・え・い・ゆ・え・よ・や・よ
ら・れ・り・る・れ・ろ・ら・ろ
わ・え・い・う・え・お・わ・お
■あがり症の人は舌の動きを滑らかにします。
アガリ(あがり症)緊張がちな人は早口言葉を練習します。
「東京特許許可局」
「新人歌手による新春シャンソンショー」
「生麦、生米、生卵。
(なまむぎ、なまごめ、なまたまご)」
「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた。
(ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた)」
「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙。
(あかまきがみ、あおまきがみ、きまきがみ)」
「カエルぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ、合わせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょこ
(かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ)」
「ブスバスガイド バス ガス爆発」
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アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人の為のその4
アガリ症(あがり症)や緊張、人前で声が震える、話ベタ、口下手な人のための10か条 その4は「出だしは短文でつなぐべし」です。
例えば披露宴のスピーチでは
「只今、ご紹介頂きました佐藤と申しますが、新郎の一樹さんとは大学時代のサークルが一緒で、卒業後も付き合いがあり、先日も仕事の帰りに一緒に新橋の駅前で待ち合わせて、それから・・・・」
といったように長々としたセンテンスは避けます。
このように長々とした話は聞き手もその内容が分かりづらいだけでなく、緊張している話し手が「あれ?どこまで話をしたっけ?」と途中で言葉に詰まる原因にもなります。
そのため、アガリ(あがり症)、緊張がちな人は特に話し始めはワンフレーズを短くします。
「只今、ご紹介頂きました佐藤です。
新郎の一樹さんとは東京で過ごした大学時代のサークル仲間です。
先日も一緒に飲みました。
待ち合わせ場所は新橋の駅前でした。」
というように文章で書くと句点を一文一文につけるように話をします。
あがり症の人は最初にこのようにワンフレーズを短く話すことを心掛けると、アガリ(あがり症)、緊張がちな人もテンポが出てきます。テンポが出てくると聞き手も乗ってきますし、話し手もリズムが出てきて楽しい気分になり、結果としてリラックス効果があります。
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