独立起業と独立開業成功の鉄則
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会社について 日本には50万社以上の企業がありますが、日本企業の各社の社員数別の分比率は下記のようになっています。 ・社員数9名以下 82% ・社員数99名以下 99% ・社員数100名以上 1% つまり日本の企業のほとんどは中小零細個人企業だということです。今勤務している**社(注:さとるが現在勤務している会社)は単独で2,000名以上いますので、日本では「異質」「特別」な企業です。だからさとるが今いる環境は「普通」「並」じゃないんです。さとるがもらっている給与、賞与、福利厚生、保険、環境、組織、仕事は「経済先進国日本の上位1%の給与、賞与、福利厚生、保険、環境、組織、仕事」なのです。もし、今勤務している**社をやめるならさとるはそれらを捨てて、日本の企業の99%を占める中小零細個人企業で働く確率がかなり高くなるということです。 従って一度辞めたらサラリーマンとしては、今のような待遇はあなたの人生で二度と手に入らないと思って間違いないです。 そして中小零細に入って数ヶ月すると分かりますが、中小零細には社長も社員も能力の低い人が集まっています。だから効果的、能率的な経営はしていませんので無駄な仕事量が増えます。そして給与は驚くほど下がります。社長は大抵の場合、叩き上げで根性論が大好きです。経営戦略もマーケも、販売心理も、テクノロジーも勉強しない社長が多いうえに、業務のシステム化が出来ていないので、理屈ではなく、感情が優先されます。精神論が社内でまかりとおり、結局声が大きくて社長と話を合わせられる人だけが優遇されます。社員には無理難題が平気で投げつけられ、社長の能力を棚に上げて、社員の能力に売上げの原因が求められます。 中小零細のクライアントは当然中小零細です。儲かってない会社から売上げをとってこなければならないので営業のノルマ達成はかなりキツイです。国税庁のデータでは今は企業の7割が赤字ですから、中小零細個人では儲かっている方が稀です。 さらに中小零細企業では人間関係が濃くなるので「わが道を行く」路線は通じません。付き合い残業や、飲み会も多くなります。会社としての能力が無い分を接待や付き合いでカバーしようとするのでクライアントや上司との休日ゴルフ、接待も当然あります。 これが中小零細個人企業の現実です。私はこれを20代に経験しました。冒頭に書いたように日本の99%は中小零細企業なので、これが現実の姿です。 どこでも程度の差はありますが本質的な部分は同じです。 もし、起業するなら、失敗した際には上記のような転職状況になる可能性が高い事を覚悟して下さい。 |
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