起業独立研究会 

起業独立の敗因7 自分の強みを知らないから失敗する。
「勝負はやってみなくてはわからない!」という方もいます。確かに「やってみたら勝つ」場合もあります。但し、それは「単発勝負」「短期決戦」である場合に限定されます。
「力のある者」と「力が並みの者」とが戦う場合、1回や2回は並みの者が「勝つ」こともあります。

でも、長期的な戦いでは必ず力のある者が勝ち残ります。野球やサッカーでもシーズンの開幕直後には実力が下位のチームが上位チームに勝つことがありますが、シーズン終盤になって成績上位にいるのはやはり実力のあるチームになります。

これはビジネスでも同じです。ビジネスは数ヶ月儲かれば良い、という単発型・短期決戦型の戦いではありません。また、同じ相手とばかり戦うのではなく、複数のチーム(競合企業)と毎日試合をすることになります。

そのため長期間にわたって継続的な勝ち(=利益)を確保するには、自分(自社)と他者(競合他社)の強みと弱みを明確にしておく必要があるのです。

しかし、自分は何が得意で、何が上手で、何に深い知識があるのか、それらは人と比較してどの程度の強みを持つのかを全く理解せずに、ビジネスを行なう人が大半です。

自分の強みを活かしたビジネスを行なわないので、長期的な戦いで負けてしまうのです。


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