起業独立と土俵選び
「あの人は優秀だ!」「彼はできる!!」「能力がある。」・・・。

何を基準として優秀と判断するか、何を基準として能力があると判断するかは、実は「土俵」によって変わってきます。

セールスという「土俵」で戦っている方にとっては説得の上手さは「能力」になるかもしれませんが、それは経理という「土俵」では優秀であることの判断基準にはなりません。

数字に細かく、事務処理に優れていることは経理では優秀かもしれませんが、グラフィックデザイナーとしての「土俵」ではそれは必ずしも優秀さの条件ではありません。

会社員であれば社の方針に従い、与えられたフィールドで力を発揮しなければならないときもあるでしょう。

でも、起業家としてスタートを切るなら、自分はどの土俵に立つのか、そこで何をするか、どう行動するか、どこを目標地点にするかは全て「自分の選択」で決めることになります。

あなたはこれから、どの「土俵」に立っても良いのです。「不得意な土俵」でわざわざ勝負に出る必要はありません。無理をしてはダメです。

無理とは「道理に反すること」です。道理に反することは長くは続きません。道理に反することも最終的には物質的、精神的、金銭的な不満足につながります。

自分の最も得意な「土俵」に立てば良いのです。
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