起業独立と売り手の視点
あなたは起業するのですからこれからはあなたのポジションは「買い手」ではなく「売り手」になります。

だから本を読む時にも「ふーん、へー、そうか・・・面白かった!ためになった!」といった知識の吸収だけで終わるのではいけません。

「この著者自身はどうやって生計を立てているのだろう?」
「この著者のビジネスモデルはどういうものなのか?」
「何故この本はこんなに人気があるのだろう?」
「タイトル、コピーにはどんな意図があるのだろう?」
「どうやって宣伝をしているのか?」
「それはいくらなのか?」
「どういった層の客にアピールしているのだろうか?」
「どうしてこういうストーリーにしたのだろう?」
「著者はどういうポジショニングをとっているのだろう?」
「競合とはどうやって差別化しているのだろう?」

・・・といったように「売り手の立場」の視点を持つ必要があります。

つまり、情報自体の「内容」と、その情報を「売る側の戦略」の両方の知識を吸収するのです。これで起業家としての情報のインプットは質と量の両面で高まります。

もちろん、「売り手の立場」に立って売り手の戦略をあれこれ考えても、著者や編集者に直接質問できる機会のある人は少ないので、答えや正解は手に入らないかもしれません。

でも、「売り手の立場」に立って情報や環境を吟味する習慣が必要なのです。

これが出来ない人は一生を「買う側」で過ごすことになります。

-
プチ起業独立のススメ 起業独立を成功させる3つのポイント
(C) Copyright 2004 ファーストアドバンテージ有限会社. All right reserved.