起業独立して10年後
全米で80万部のベストセラーとなった「成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう」(マイケル・E・バーガー著/世界文化社)の前書き部分には次のように書かれています。

「米国では驚くほど多くの人が、会社を立ち上げては失敗しているのである。毎年百万人以上が会社を立ち上げる一方で、一年目に40%の会社が、五年間では80%以上、つまり八十万社が姿を消している。そして、たとえ五年間生き延びたとしても、次の五年で残りの80%が姿を消す運命にある。」

また、経営にランチェスター戦略を応用したことで有名な竹田陽一氏は「失敗しない独立・起業」(ランチェスター経営(株)・カセットテープ版)の中で「日本の場合、新規独立して一年以内に倒産する率が4割、十年間経営を続けられる率は2割。」と言っています。

さらに日本では法人の中で赤字法人が好況時で4割、不況時で7割を占めていますので、十年間経営を続けられた企業であっても、そのうちのおよそ半分の企業は利益が出ていない状態です。

つまり起業して経営を行なっても「企業を存続させること」と「利益を出し続けること」はとても難しいのが現実です。

今から10年後にあなたは何歳ですか?今から10年後でもあなたは自分の会社を「存続」させ「利益」を上げ続けることができますか。それが出来ないとあなたは会社員に逆戻りしなくてはならなくなりますが、その時点でのあなたの年齢での再就職はかなり厳しいことは確実です。そうならないためにもあなたには1年先や2年先といった目先だけでなく、
10年後にも豊かで幸せな起業家でいるための目標と戦略と計画が必要になります。

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