起業独立とターゲティング
経営戦略の基本事項の一つにターゲティングがあります。ターゲティングとは「自分の客は誰なのかを明確にする」ことです。

ターゲティングの概念には「無差別型マーケティング」「差別型マーケティング」「集中型マーケティング」3つがあります。

「無差別型マーケティング」とは市場を大きく捉えて、その「市場全体をターゲットとする」ものです。簡単に言うと「老若男女全てにアピール」する方法です。

「差別型マーケティング」とは細分化したマーケットそれぞれに対して「個別のマーケティングを構築して、市場にアプローチする」戦略です。老若男女に対してそれぞれ「老向けのマーケティを構築」、「若向けのマーケティを構築」、「男向けのマーケティを構築」「女向けのマーケティを構築」といった具合です。

「集中型マーケティング」とは細分化したマーケットの中で特定のマーケットに集中して、マーケティングを構築し、市場にアプローチする戦略です。簡単に説明すると「当社は老向けのマーケティングを構築することに集中する」という具合です。

この3つの中で経営資源が限られている小さく起業して成功するための戦略は「集中型マーケティング」になります。誰を対象にしているのか分からないような、幅広い層に向けたビジネスでは経営資源の限られている中小な会社では収益性が高まりません。

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